藤白台少年野球部 X 山田西リトルウルフ 試合結果

2008年 4月20日   球場:竹見台中学校   大会名:東部連盟リーグ戦1

「左手首にヒビが入っている可能性あり。」。
前日、病院でこのことを聞いた時は、目の前が真っ暗になった。正捕手ウッチーは使えない。

加えて悠成は病み上がり。ピッチャーはや、キッチャー裕弥で勝負するか。
ピッチャー理人、キャッチャーはやで勝負するか、当日のアップで私が出した結論は前者。
つまり、裕弥に賭けた。当日の練習時、直接キャッチボールをしながら、
「守備もバッティングもお前が鍵。あかんかったらコーチの責任」と言い含めて臨んだ。
相手はいきなり強豪ウルフ。

1・2回の表、山なりボールに、うちの子供たちはタイミングが合わず、簡単に三者凡退。
一方ウルフも初回、はやがいきなり先頭にフォアボール。連続盗塁でノーアウトランナー三塁。
しかしここはウルフが拙攻。内野フライに浅い外野フライに三振と、先制点を許さず。

そして3回表、7・8番が簡単にピッチャーゴロ。
内心、「この回もあかんか?」と思ったが、ウッチーが出ないことによって、
5年公式戦初先発の駿が打った飛球は、フラフラとショートの頭を越え、公式戦初ヒット!
ここで勝負の二盗も成功。はやが続きレフト前ヒットでツーアウト2・3塁。
ここで今日の鍵となるバッター裕弥。前回のエンデバーズ戦、
チャンスで最後のバッターになった悔しさを晴らすような鮮やかなライナーが右中間へ。
失礼ながら、思わぬところから2点先制!ピッチャーけん制悪送球でおまけに1点追加。

これでペースは完全に藤白。とにかくランナーを出してサードまで進塁させると、
あとはピッチャーがワンバン。それをキャッチャーが後逸と、同じパターンで3点を追加し、
ウルフという看板相手にこの学年として初勝利を遂げた。

ただ、やはり子供の野球。いかにペースをこちらが掴むかが勝負の大きな分かれ目。
初回向こうが先制していたら、どう転んだか知れたものでない。

勝つには勝ったが、四球6つは、レッズ、桜井谷、先日のエンデバーズなど、
本当に強いチームには致命傷になりかねない。

しかし、本当はちいさな心臓の裕弥が、これで脱皮してくれれば!
あとは淳司と大和の脱皮だね!

1 2 3 4 5 6
藤白台少年野球部  0  0  3  1  1  1  6
山田西リトルウルフ  0  0  0  1  0  0  1

打順 守備 打者 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打数 安打 打点 得点 盗塁 失策
1
山本 隼人
 一飛
 
 左安
 
 三ゴ
 
3
1
0
1
1
0
2
吉田 裕弥
 三ゴ
 
 右安
 
 三振
 
3
1
2
1
2
1
3
重里 悠成
 捕ゴ
 
 一ゴ
 
 
 死球
2
0
0
1
1
0
4
坂口 理人
 
 三ゴ
 
 四球
 
 投犠
1
0
0
1
0
0
5
平山  翔
 
 二ゴ
 
 振逃
 
 三振
3
0
0
0
1
0
6
宮本 淳司
 
 投ゴ
 
 投飛
 
 捕飛
3
0
0
0
0
0
7
一柳 大和
 
 
 投ゴ
 二ゴ
 
 
2
0
0
0
0
0
8
植林 将樹
 
 
 投ゴ
 
 四球
 
1
0
0
1
1
0
9
江成  駿
 
 
 遊安
 
 三振
 
2
1
0
1
1
0
20
3
2
6
7
1

投手 x/3 打者 打数 球数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 暴投 ボーク 失点 自責 勝敗
山本 隼人
6
-
25
19
103
2
0
0
0
6
6
0
1
0
1
1
 ○