2008年 9月15日 球場:舞洲グランド 大会名:大阪市長旗大会4回戦
いよいよベスト8進出を賭けた試合。相手は名の知れた都島タイガースさん。
どんな試合ができるのか、率直に楽しみだった。
1回表、本人とも話し合った上で決めた先発は、はや。1番2番をともにセンターフライで打ち取る。
ここは風の強いグランドでフライは難しいのだが、大和が好捕した!
3番はサードのエラーで出塁を許し、盗塁、その後死球で3塁2塁のピンチを迎えるが、
5番をサードゴロに打ち取り、結果0点に抑える。
その裏のうちは簡単に3者凡退。手元で伸びる球に押し込まれている・・・。
しかし、2回表も悠成のジャンプ一番ショートライナーの好捕などで三者凡退。
低めを取る審判に合わせて、はやも修正ができている。
しかしながら、その裏の藤白も3者凡退で緊迫した試合に。
均衡が破れたのは3回表。まず先頭に四球を与えてしまう。そして盗塁後、1番のサードゴロの間に三進。
2番にレフトオーバーの2塁打でまず先制を許す。
ここで2塁けん制悪送球でランナーを三塁に進めたところでスクイズ。この回、四球とミスで2点を取られる。
少年野球の攻撃にとって、無死または1死3塁という形を作ることが一番大切。
逆に言うと、この形をみすみす作らせることが一番厳しい。
その裏、2死から淳司が死球、初めてのランナーが出ると、続く1番ウッチーも死球。
ここで悠成セカンドゴロでチャンスを逃すが、少し糸口が見えた回でもあった。
4回表、いいところに守っていたレフトフライ2本。冷や冷やのセカンドフライで三者凡退。まだまだうちにもツキはある!
4回裏、1死から理人がレフト前の初ヒット、これをレフトが悪送球、2塁へ進む。
しかし、続く裕弥サードゴロ、大和がショートフライで、またまた得点ならず。
5回表、1死からレフト前ヒット・盗塁でランナー2塁。
続く1番のサードゴロを痛恨の悪送球で2塁からランナーを返し、痛い追加点。
しかし、3、4回はうちも攻めているだけにまだチャンスはある!と臨んだ5回裏。
先頭翔が願ってもない四球。続くうえばがバント失敗の後、三振。
続く淳司は四球で1死2塁1塁の大チャンス!ここで1番ウッチーはピッチャーゴロ。
これをセカンド送球で2アウト。1塁転送はセーフ。そのまま1塁手はサードへ送球。
しかしこれが悪送球になり、3塁走者翔がようやく先制のホームを踏む。
2死からランナー2塁のチャンスが続くが、悠成1塁ゴロでこの回1点止まり。
6回表、ここでピッチャーは悠成に交代。しかし、先頭4番に3塁打。
続く5番はショートフライに打ち取るが、6番打者の際に相手はスクイズ敢行。
見破った悠成は高めに外す。しかし、これはバッターが上手かった。難しい球を決められ4点目を許す。
6回裏藤白。先頭はや、レフト前ヒット。得点差は3点。ここは仕掛けるより、前打席ヒットの理人に賭けた。
しかし、ボテボテのサードゴロ、普通1塁は生きそうな当たりがしっかりゲッツーを食らってしまう・・・。
次の裕弥に2塁打が出るが後続続かず。
最終回の都島を三者凡退に打ち取るが、その裏、うちも三者凡退でゲームセット。
ここで初めてのベスト8を逃してしまった。
ヒットの数は同数、四死球はうちの方が多い。
しかし、何が違うのか?
うちの攻撃で言えば、4回理人の初ヒットの前に、はやのサードへの打球は、通常レフト線を抜く当たり。
これをサードが横っ飛びの超のつくファインプレー。
続く5回の無死1塁では、バントが決められない。
6回の無死1塁も好守・好送球のダブルプレー。
結局決めなければならないところで決められず、
チャンスの芽を摘む、あるいはピンチの芽を摘む好守に得点機を阻まれる。
それに引き換えうちの4失点中、3失点がミスがらみ。
いざというところで好プレーが出るチーム。
いざというところでミスが出るチーム。
この差が、優勝できるチームと、ベスト16止まりのチームとの差だろうか。
私の反省は、2回巡ってきた無死からの攻撃機会。
6回、最近失敗の多い、はやのところは別として、
5回の翔のところは盗塁を敢行し、1死3塁の形をめざすべきであった。
失敗した時のリスクを考えることも必要だが、こうしたバクチに成功することも、
いわば運やツキを味方にすることも、上に行くためには必要なのだ。
仕掛けなければ運やツキも動かない。
しかしながら、参加92チームという今までの最大の大会で、
ベスト16という足跡を残したことも確か。優勝を意識できるチーム力があることを実証できたことも確か。
子供たちも、私を含めたコーチ陣も大海を知った。
これをバネに、すでにベスト16である池田の大会。
恐らく相手は池田AG。リベンジも含め、次のベスト8を狙っていきたい!
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
|
|
都島タイガース |
0 |
0 |
2 |
0 |
1 |
1 |
0 |
|
4 |
藤白台少年野球部 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
|
1 |
打順 |
守備 |
打者 |
|
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
|
打数 |
安打 |
打点 |
得点 |
盗塁 |
失策 |
1
|
捕
|
内橋宏太郎
|
|
三ゴ
|
|
死球
|
|
投ゴ
|
|
|
|
2
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
2
|
遊投
|
重里 悠成
|
|
投ゴ
|
|
二ゴ
|
|
一飛
|
|
|
|
3
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
3
|
投遊
|
山本 隼人
|
|
三ゴ
|
|
|
三ゴ
|
|
左安
|
|
|
3
|
1
|
0
|
0
|
0
|
1
|
4
|
左
|
坂口 理人
|
|
|
三ゴ
|
|
左安
|
|
三ゴ
|
|
|
3
|
1
|
0
|
0
|
0
|
0
|
5
|
一
|
吉田 裕弥
|
|
|
二飛
|
|
三ゴ
|
|
左2
|
|
|
3
|
1
|
0
|
0
|
0
|
0
|
6
|
中
|
一柳 大和
|
|
|
一飛
|
|
遊飛
|
|
遊ゴ
|
|
|
3
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
7
|
二
|
平山 翔
|
|
|
|
遊ゴ
|
|
四球
|
|
二飛
|
|
2
|
0
|
0
|
1
|
0
|
0
|
8
|
右
|
植林 将樹
|
|
|
|
遊ゴ
|
|
三振
|
|
|
|
2
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
8
|
打
|
松屋 雄太
|
|
|
|
|
|
|
|
三振
|
|
1
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
9
|
三
|
宮本 淳司
|
|
|
|
死球
|
|
四球
|
|
投ゴ
|
|
1
|
0
|
0
|
0
|
0
|
2
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
23
|
3
|
0
|
1
|
0
|
3
|
投手 |
|
回 |
x/3 |
|
打者 |
打数 |
球数 |
被安 |
被本 |
犠打 |
犠飛 |
三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
ボーク |
失点 |
自責 |
勝敗 |
山本 隼人 |
|
5
|
-
|
|
21
|
18
|
61
|
2
|
0
|
1
|
0
|
0
|
1
|
1
|
0
|
0
|
3
|
2
|
●
|
重里 悠成 |
|
2
|
-
|
|
8
|
7
|
21
|
1
|
0
|
1
|
0
|
1
|
0
|
0
|
0
|
0
|
1
|
1
|
―
|