寿栄ジャイアンツ X 藤白台少年野球部 試合結果

2008年10月11日   球場:古江台中学校A面   大会名:東部ジュニア大会1回戦

藤白が所属する吹田東部連盟5年のメイン大会。相手は8月24日の大阪市長杯でサヨナラ勝ちした寿栄さん。
前回の試合
相手も必死だろうし、ギリギリの試合とは予想していた。
ジャンケンを勝って先攻を取った寿栄さん。よほど攻撃には自信があるのだろう。

1回表、先発悠成、先頭四球の悪い癖。さらに2番はセカンド翔のエラーで無死12塁。
3番ファーストゴロで1死23塁。4番のサードゴロで先制を許し、2死2塁。
さらに5番のサードゴロをセカンドランナーがホームまで突っ込む。
1塁裕弥はサードからの送球を間に合わないと判断し離塁してキャッチ。
そのままホームへ送球するが、このモーションが大きく間に合わない。
6番はショートゴロに打ち取るが、結局2点を先制される。

1回裏藤白。2死から3番はやが四球・盗塁で2塁。4番裕弥セカンドフライで得点なし。

2回表、先頭7番へ四球。8番のサード前送りバントが内野安打。その送球がそれる間に、無死23塁の大ピンチ。
9番の右中間2塁打で1点を追加。さらに無死23塁が続くが、相手ベンチは何も仕掛けてこず。
1番サードゴロ、2番ピッチャーゴロ、3番センターフライで最少得点にしのぐ。しかし、3点差は重い。

2回裏、5番理人は死球、6番翔は四球で無死12塁。7番淳司ピッチャーゴロで1死23塁。
8番大和でツーランスクイズ敢行、これが見事成功し1点差。さらにランナーも生きるが後続を断たれる。

3回表、先頭4番はサードへの強襲ヒット。5番のライトフライをうえばがポロリ。しかし、これをセカンドフォースアウト。
1死1塁で相手ベンチは何も仕掛けず、後続をピッチャーゴロ、三振に打ち取る。

3回裏、2番からの好打順、しかしここは三者凡退。

4回表、2死から1番に四球、2番サードゴロエラーで2死13塁。
ここも盗塁さえ仕掛けてこず、3番もセンターフライでチェンジ。

4回裏、5番理人が四球。本来盗塁だが、けん制に引っかかりやすいところを加味し、翔にはバントエンドランのサイン。
しかし、回避すべく出したのが裏目に出て1塁けん制アウト。。。その後6番7番もあっさり凡退。

5回表、先頭4番にセンターオーバーの2塁打。5番初球にワイルドピッチで無死3塁。
ここでサードゴロエラー・盗塁で無死23塁、絶対絶命のピンチ。いつスクイズが来るかの場面。
そして、6番の3球目。スクイズに気づいた悠成が高めに外しファール。その後もいつ仕掛けてくるかの場面は続くが、
後続をショートゴロ、ピッチャーフライ、センターフライでこのピンチを無失点に抑える。

流れはうちに来てもおかしくないのだが、その裏も三者凡退。
そして迎えた6回表、再三ピンチをしのいできたが、1死から1番にレフトオーバーのホームランを喫する。
さらに2死からセンターオーバー。打者走者は3塁へ。8−6−5と渡った中継プレイはタッチアウト。
何とか1点に抑えたが、やはりこの展開で2点差は大きい。

6回裏、時間的にも最終回を覚悟し臨んだが、2死から4番裕弥のセンター前ヒットのみ。
この淡泊な攻撃が幸いし、何とか7回へ進んだ。

そして、最終回の表、今日からの3連戦を考えれば、ピッチャーは代えられない。
1死から5番のセンター・ショート間の飛球をお見合いし出塁。6番ショートゴロの間に進塁し、2死2塁。
ここから相手ベンチはサードへの盗塁を敢行するが、ウッチー好送球でタッチアウト。

そしていよいよ最終回の攻撃。先頭6番翔が、ショートへの強襲ヒットで出塁。
7番淳司の三球目にヒットエンドランを敢行。これがセンター前に抜け無死23塁。
8番大和、ここは当然送りバントなのだが、1球目、2球目をファールで決められない。
スリーバント失敗を回避し、その後2球を粘ってファール。打者に集中している隙を狙い、大和にはストライクは打てを前提に、
ここで一か八かのダブルスチールを決行しこれが成功!その後大和は三振で1死23塁。
そして、9番うえば。初球ボールの2球目に運命のツーランスクイズ決行、ピッチャー前に転がりサードランナー生還。
ピッチャーから1塁送球の間にセカンドランナー淳司もホームへ。ファースト必死の本塁送球。
淳司の足が一瞬早く、最終回に同点に追いつく!
さらにうえばが1塁に生き、盗塁で1死2塁、サヨナラのチャンス!
1番ウッチーサードゴロで2死、その間うえばが三進で2死3塁。相手のベンチは、悠成を敬遠か否かでピッチャーに怒鳴っている。
悠成の顔も白い・・・。残念ながらファーストゴロで同点のままゲームセット。初めての抽選となった。

18枚の封筒に入ったカード。そこには○と×が9枚ずつ。
これを、ホーム付近に整列した9名ずつの選手が交互に引き、○が多い方が勝ち。
ということは○が5枚以上あれば勝ちということになる。
すべての選手が引いた後、私は寿栄さんの引いたカードの確認へ。○・○・×・×・○・×・○・×・・・×!
私は喜びをかみ殺し、うなだれながらベンチへ戻る。再度主審から整列のコール、子供たちはまだ知らない・・・。
そして、「藤白の勝ち」のコール!喚起の声で幕を閉じた。

前回に引き続き、実質サヨナラ勝ちのようなもの。ヒットは6回・7回の3本のみ、四死球は4つ、
2度のツーランスクイズで勝つことができた。
それに引き換え、寿栄さんは7本のヒットに四球3つで4点。
試合の展開のとおり、仕掛けそうな場面で仕掛けてこなかったことが幸いしたと言えるだろう。

しかし、このチーム、いや、この監督には負けたくない。
前回もそうだが、コーチは挨拶をしてくるのに、この監督はろくに挨拶をしない。
ジャッジへの細かな確認、長いタイム。こうした変な駆け引きはしてくる割に作戦は大ざっぱ。
6回のサードタッチアウトは、スパイク裏を見せるラフプレー。
子供に野球の作戦や挨拶は教えず、平日練習までしているのに、一体何を教えているのか???

ただ、勝つには勝ったが、サインへの理解が未だに出来ていない。
あるいは、走塁・離塁が悪いなど、後で考えると背筋が寒くなることもたくさんある。
明日のAGさんには課題を解決し臨まないと。

本日のMVP:うえば(今日から実施、子供には金メダルを授与します)

1 2 3 4 5 6 7
寿栄ジャイアンツ  2  1  0  0  0  1  0  4
藤白台少年野球部  0  2  0  0  0  0  2  4

打順 守備 打者 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打数 安打 打点 得点 盗塁 失策
1
内橋宏太郎
 三ゴ
 三ゴ
 
 
 二飛
 
 三ゴ
4
0
0
0
0
0
2
重里 悠成
 遊飛
 
 右飛
 
 
 一ゴ
 一ゴ
4
0
0
0
0
0
3
山本 隼人
 四球
 
 遊ゴ
 
 
 中飛
 
2
0
0
0
1
0
4
吉田 裕弥
 二直
 
 遊ゴ
 
 
 中安
 
3
1
0
0
0
0
5
坂口 理人
 
 死球
 
 四球
 
 三振
 
1
0
0
1
1
0
6
平山  翔
 
 四球
 
 遊ゴ
 
 
 遊安
2
1
0
2
1
1
7
宮本 淳司
 
 投ゴ
 
 三ゴ
 
 
 中安
3
1
0
1
1
2
8
一柳 大和
 
 投安
 
 
 三振
 
 三振
3
1
2
0
1
0
9
植林 将樹
 
 二直
 
 
 捕飛
 
 投安
3
1
2
0
1
0
25
5
4
4
6
3

投手 x/3 打者 打数 球数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 暴投 ボーク 失点 自責 勝敗
重里 悠成
7
-
33
29
95
7
1
1
0
1
3
0
0
0
4
3
 ○