城東ジャガース X 藤白台少年野球部 試合結果

2009年 3月20日   球場:南吹田公園   大会名:吹田西部連盟新人戦1回戦

新6年になって公式戦未勝利。
しかも、駿と一緒に試合をするのが最後となれば、勝たない訳には行かない。

1回表、いきなりセンター前ヒットを後逸し、無死2塁。
続くピッチャーゴロの間に三進で1死3塁。3番バッターにはライト前ヒットで先制を許す。
4番には動揺したのか、珍しく死球で1死12塁。
5番には6−4−3のゲッツーかと思われたが、セカンドの送球が逸れ2点目を許し、
なおも2死23塁のピンチ。
しかし、ここはサードランナーがけん制、ランダンプレイでタッチアウト。
ここ最近クセになっている初回の落ち着きのなさが、
そのまま点数に結びついてしまった嫌な展開。

1回裏、1死からウッチーが死球・盗塁で2塁。3番はやのショートゴロの間に三進し2死3塁。
4番悠成、四球・盗塁で2死23塁のチャンスで理人。しかし、サードゴロでチャンスを逃す。
          
2回表、先頭をサードゴロエラーで出し、次のバッターもショート内野安打で無死12塁。
嫌な展開が続く。
9番のセカンドゴロの間にそれぞれランナーが進み、1死23塁。
1番バッターはピッチャーゴロ。ランダンプレイの間に3塁ランナーを返し3点目。
さらにピンチが続くが後続を断つ。

重い3点を取られたその裏。ここから待球作戦をとる。
これが上手くはまり3者連続四球で無死満塁。そして9番駿。
相手の監督はここでタイムを取る。
その間、駿に「サインは打てしかない。今は自分の力を信じ思い切って行け!」とだけ指示を出す。
監督の檄のせいか、立ち直ったピッチャーは、カウント・ツーワンに駿を追い込む。
しかし、ここから駿は脅威の粘りで4球連続ファール。
そして、運命の8球目を鮮やかなセンター前タイムリーで2点を返す!
ここからさらに、大和の四球。ウッチーのセンター前ヒット。はやへの押し出し。
理人への押し出しなどで、一挙5点を取り逆転!

この流れがが守備にもリズムを与え、最終回まで相手走者を出さず。
また、続く3回裏にも、四球、死球などで1点を追加。
ようやく公式戦初勝利を挙げることができた。

何と言っても殊勲者は駿。
あそこで万一打ち取られていれば、ピッチャーを立ち直らせ、
嫌な流れは後を引いたかもしれない。

攻撃にも、守備にも、チーム全体に勇気を与える粘りのヒットは値千金であった!
最後の最後でチームに及ぼしてくれた影響ははかりしれない。「ありがとう、駿!」。

しかし、5回、裕弥の無死からの2塁打。送りバントで1死3塁。
ここでスクイズを決められなかったことも、うちの野球にとっては大反省。

最後にチームにプレゼントしてくれた、今日の駿の勇気を、
これからの試合でも活かしていきたい!

今日のMVP:もちろん、駿



1 2 3 4 5
城東ジャガース  2  1  0  0  0  3
藤白台少年野球部  0  5  1  0  x  6

打順 守備 打者 1回 2回 2回 3回 4回 5回 打数 安打 打点 得点 盗塁 失策
1
一柳 大和
 三振
 死球
 
 四球
 
 
1
0
0
2
2
1
2
内橋宏太郎
 死球
 中安
 
 四球
 
 
1
1
1
0
2
0
3
山本 隼人
 遊ゴ
 四球
 
 四球
 
 
1
0
1
0
0
0
4
重里 悠成
 四球
 遊飛
 
 死球
 
 
1
0
1
0
1
1
5
坂口 理人
 三ゴ
 四球
 
 二飛
 
 
2
0
1
0
0
1
6
吉田 裕弥
 
 四球
 遊飛
 
 左2
 
2
1
0
1
0
0
7
平山  翔
 
 四球
 一飛
 
 投犠
 
1
0
0
1
0
1
8
植林 将樹
 
 四球
 
 四球
 投ゴ
 
1
0
0
1
0
0
9
江成  駿
 
 中安
 
 投ゴ
 三ゴ
 
3
1
2
1
0
0
13
3
6
6
0
4

投手 x/3 打者 打数 球数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 暴投 ボーク 失点 自責 勝敗
重里 悠成
5
-
20
19
53
3
0
0
0
2
0
1
0
0
3
1
 ○